厳密な温度管理を必要とする製品はいずれも輸送中に傷みやすいものです。だからこそ、MSCの経験豊かなリーファーのエキスパートを活用することが賢明です。
製品の状態を保ち、品質と価値を維持するためには、現場からの集荷に始まり、倉庫への移動、前処理の実施と梱包、配送に至るまで、全てにおいて最大級の配慮が必要です。
適切な設備を利用し、細心の注意をもって冷蔵製品を扱うことにより、製品の大きさ、鮮度、堅さ、質感、色、味、香り、化学的な均衡が運搬中に損なわれないようにします。
輸送中の製品温度に影響を与える温度要素が3つあります。
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積み込み中と積み下ろし中にコンテナに流入する外部温度
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製品自体の積み込み前の温度
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貨物要件に応じた換気設定
つまり、輸送前に品物をあらかじめ冷却し、コンテナに積み込む前に最適な温度レベルにしておくことが重要です。 そうすることで、輸送中に貴社の大切な製品に対する外部温度の影響を軽減できます。
腐敗しやすい品物の時間経過による劣化を防止または逆行させる技術が現時点ではないということにご留意いただくことが重要です。大型冷蔵庫による輸送では、劣化の進行を遅らせ、積荷の保存寿命を最大限にするための技術を採用しています。

冷蔵積荷の梱包
パレットを使用して冷蔵積荷を積み込む場合は、最大で高さ2.4メートルの積み重ねに耐えうるものでなければなりません。 さらに、梱包は湿気に耐えうるものでなくてはなりません。また、適切な温度を保てるよう、空気が箱を垂直に通るものでなくてはなりません。
箱の角がパレットによって確実に支えられていることが重要です。 箱を積み重ねた場合は、それぞれの箱の四隅全てに重みがかかるよう、正確にそろっていなければなりません。 箱の換気口は、空気が支障なく容易に流れるように並んでいなければなりません。
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